「マーケット感覚を身につけよう」(ちきりん)をAudioBookで聴いてみた!

弁護士資格をとっても仕事に困る人が出てくるように、資格を取れば将来は安泰という時代は終わりました

逆に、履歴書に書くような資格が無くても、『服のセンスがいい』、『掃除が得意』という個性に価値が見いだされる時代になってきました。

「なんの取り柄もない」と思っている人は、自分の価値に気づいていないだけなのです。

マーケット感覚を身につけよう」は、自分でも気づいていなかった価値に気づかせてくれます。

「マーケット感覚を身につけよう」の要約

「マーケット感覚を身につけよう」の著者は、独特の視点が人気のブロガー「ちきりん」さんです。

2013年時点で、「Chikirinの日記」と身の回りの話題を扱う「ちきりんパーソナル」を合わせ月間200万PV、月に20万人以上の読者が訪れており、日本で最も人気のある個人ブログのひとつと評されている。

Wikipedia

本書は、ちきりんさんの視点で「マーケット感覚」について解説されています。

おじさん
おじさん
モノの見かたが変わります

マーケット感覚とは

マーケットとは、売り手と買い手が価値を交換する場所のことです。

そしてマーケット感覚とは、「買いたい人がいる価値のあるものに気づく能力」です。

たとえば、Amazonで「落ち葉」「流木」「貝殻」で検索すると分かるように、拾ってきた物でも価値があるものがあります。

おじさん
おじさん
うちの店も肉の盛り付けの飾りに落ち葉を使います

なんの価値も無いと見過ごしているものに、実は買い手がいるんですね。

オススメはインドネシア

マーケット感覚が無いと「自分には何の取り柄も無い」と、資格や語学など既存の価値に頼ってしまいます。

しかし、既存の資格を取得するにもマーケット感覚が必要です

たとえば、本書では英語を話せる人の価値はどんどん下がっていくと予測しています。

これまでは国内だけを見て、「英語を話せる人」は少なかったから価値がありました。

ところが、フィリピンやインドに目を向けると、英語を話せる人材は安く調達できることが分かってきたのです。

今後は、それら人件費の安い国の人と仕事を取り合いになるので、英語の市場価値は下落すると予測しているのです。

マーケット感覚があれば、インドネシア語など英語以外の有望な外国語に気づけると、ちきりんさんは言います。

少年
少年
調べてみるとインドネシア語は参考書もあまりなく、まさにこれからって感じですね!

「マーケット感覚を身につけよう」の抜粋

「マーケット感覚を身につけよう」を聴いて、

印象に残った文章を抜粋しました。

こうした落とし穴にハマる人に足りないのは、論理的な思考力でも経験でも資格でもなく、マーケット感覚です。

理屈だけではたどり着けない答えに自分を運んでくれる、もう一つの問題解決能力が足りていないのです。

「マーケット感覚を身につけよう」より

社会の市場化を可能にしたのは、インターネットの普及です。

ネットの技術が、不特定多数の需要者と供給者のマッチングを容易にし、相対取引を市場取引に移行させる基盤となりました。

「マーケット感覚を身につけよう」より

「結婚したいのにできない」人が増えているのも、また事実です。

その主な原因は、取引が市場化したのに、市場における自分の売り方がよく分からないという人が多いからです。

「マーケット感覚を身につけよう」より

「英語は、これからの社会で成功するための必須スキルか?と問われたら、私はもはや即答できません。

「できないより、できたほうがいい」とは思うけれど、最近は英語がそこまで大事な能力だとは、思えなくなってきたからです。

「マーケット感覚を身につけよう」より

私は20年前にアメリカに留学しましたが、もしも今20代であれば、留学先はおそらくインドネシアにするでしょう。

「マーケット感覚を身につけよう」より

「マーケット感覚を身につけよう」を仕事にどう活かす?

ほぼ焼肉屋の経験しか無い僕は、転職するにしても「また焼肉屋しか無いだろうな」と思っていました。

飲食業界で得た知識といえば、調理と接客くらいだと思っていたからです。

しかし、「マーケット感覚を身につけよう」を読んで、自分の視野の狭さに気づきました。

考えてみれば、器のこと、箸のこと、オーダーシステムのこと、いろんな知識を持っています。

これらの知識を価値に変えられるかどうか分かりませんが、焼肉屋以外にもいろんな価値を持っていることに気づいただけでも、本書を聴いた価値はありました。

一つ具体的に思いついたのは、飲食店従業員向けの本を紹介すること。

飲食業界で働く従業員は、現場で得た知識はありますが、経営の知識を持っている人は少ないです。

しかも、本を読んでいる人も少ないから、独立しても1年以内に潰れる店がほとんどです。

何人もの経営者を見てきて、経営者と従業員の差は読書量だと感じます。

本を読むことの重要性を飲食店の従業員に広められたら、ちょっとしたマーケットになりそうな気がします。

おじさん
おじさん
というか、自分自身がもっと早く読書の重要性を知りたかっただけかも

「マーケット感覚を身につけよう」のデータ

「マーケット感覚を身につけよう」
出版日 2015/2/20
著者 ちきりん
ナレーター 吉川雅子
出版社 ダイヤモンド社
再生時間  05:16:00
図表 35 枚
チャプター数 17
紙書籍価格 1,620円
AudioBook 価格 1,620円
少年
少年
最後に著者ちきりんさん本人のメッセージが収録されています

まとめ

ちきりんさんの本は何冊か聴きましたが、どれもユニークな視点が勉強になります。

本書でも、マーケット感覚を分かりやすく教えてもらい、自分の視野の狭さに気づくことができました。

何もないところから何かを生み出すのは大変ですが、その辺に転がっているものに価値があるというのがいいですね。

自分の価値に気づけず、進路に迷っている人には、ぜひ読んでもらいたい本です!

AudioBookはこんな人に向いています

自動車によく乗る人
自転車通学をしている人
通勤時間が長い人
運動するのが好きな人
家事をする時間が長い人
本を読むのが苦手な人