「まなの本棚」(芦田愛菜)をKindleで聴いた感想!天才子役の読書とは?

2019年8月31日

Kindle Fireの2倍速での読み上げ時間 約2時間40分

芦田愛菜ちゃんと言えば、僕の中ではTVドラマ『Mother』の印象があまりにも大きいです。

母親から虐待を受ける小学生を見事に演じ、何度も泣かされました。

愛菜ちゃん演じる道木怜南(れな)は、実母から虐待される難しい役どころ。

怜南は好きなものをメモ帳に書いて悲しいことを忘れます。

メモの最後の「クリームソーダ!」と言うのが、なんとも可愛くて切なくて、それだけに虐待する母親役の尾野真千子さんが憎らしく思えました。

おじさん
おじさん
子供をゴミ袋に入れて捨てるのが衝撃的でした

「これぞ天才子役!」と思っていましたが、その後、愛菜ちゃんは難関私立・慶應義塾中等部に合格し、本当に天才になっていました!

芦田愛菜ちゃんは読書家としても有名で、年間100冊以上も読むそうです。

天才子役がどんな本を読み、どんな感想を持つのか、興味深くKindleで聴いてみました。

まなの本棚
まなの本棚
posted with amazlet at 19.08.30
小学館 (2019-08-16)
売り上げランキング: 4,971

「まなの本棚」の要約

「まなの本棚」は、芦田愛菜ちゃんが本とどう付き合い、これまでに読んできた本を紹介するエッセイ本です。

愛菜ちゃんの本の紹介

紹介されている本は、絵本から始まり、児童文学、ミステリー小説、海外小説、古典、文学作品など多岐にわたります。

前半は、『赤毛のアン』『ハリー・ポッター』などお馴染み本が紹介されています。

ところが、後半は難易度がガツンと上がり、『曽根崎心中』『舞姫』などの文学作品や『古事記』『源氏物語』などの古典が。

おじさん
おじさん
40歳過ぎのおじさんが見たこともない本が並びます
少年
少年
小さい頃から土台ができているから、難しい本も読めるんでしょうね

ただし、本書にも書かれていますが、これは愛菜ちゃんが読んだ本の紹介で、オススメの本という意味ではありません。

運命の一冊」とは、その時に自分自身が惹かれて選んだ本だと愛菜ちゃんは語っています。

おじさん
おじさん
真似するんじゃなくて、参考にします

知的好奇心

愛菜ちゃんが『Mother』に出演していた5歳の頃は、『学習まんが ドラえもん からだシリーズ』を読んでいたそう。

ドラえもんからだシリーズ(全8巻) (ドラえもん・からだシリーズ)

これがきっかけで人体に興味を持ち、小学3年生の誕生日プレゼントには、臓器の取り外せる人体模型をねだっていたんだとか。

知的好奇心が旺盛で、「いったいどうなっているんだろう」と興味を持つと『花火の図鑑』『岩石・鉱物・化石』などの図鑑を熱心に読み、物事の「なぜ?」を追求していく小学生だったそうです。

花火の図鑑 小学館の図鑑 NEO 岩石・鉱物・化石 (小学館の図鑑NEO)

また、本書の出版にあたっては編集者による校正があったかもしれませんが、本の要約、気づき、感想がコンパクトにまとめられていて、文章力の高さを感じる一冊です

少年
少年
読書家は、文章の上手な人が多いですね

「まなの本棚」の抜粋

「まなの本棚」を聴いて、

印象に残った文章を抜粋しました。

「愛菜ちゃん、何が欲しい?」と聞かれたら、小さい頃から、真っ先に「本が欲しい!」というほど、私は読書が大好きな子供でした。

「まなの本棚」より

もしかしたら、お芝居で誰かの人生を演じることと、本を読むということは、自分以外の誰かの考え方や人生を知る「疑似体験」という意味で、とても近いものなんじゃないでしょうか。

「まなの本棚」より

疲れている時に読みたい本とか、悲しい気持ちだから読みたい本というのがあるわけでもなくて、本を読むこと自体が私にとって癒やしの時間、リラックスできる時間なんです。

「まなの本棚」より

本を通じて、色んな人の意見を聞いていると、「どの意見や感想も間違っているなんてないんだろうな、どんなことにも、いろんな意見があっていいんだな」って感じることが増えました。

「まなの本棚」より

私は、小さい頃に一緒に本を読んでくれたり、本を読める環境をつくってくれたりした両親にとても感謝しています。

本って「一人で黙々と読むもの」だと思われがちですが、実は、人と人をつないでくれるコミュニケーションツールだとも思うのです。

「まなの本棚」より

「まなの本棚」を聴いた感想

【1回の人生を歩む人間よりも、何回も別の人生を歩んだ人間のほうがオトナなのは当たり前】

天才子役と言われた芦田愛菜ちゃんが、どんな本を読み、どんなことを考えているのかがよく分かり、ただただ圧倒されました。

僕がもう一度人生をやり直せるとしても、なかなか真似できないでしょう。

おじさん
おじさん
とくに古典とか、何回生まれ変わったら読む気になれるか分かりません

本書で愛菜ちゃんは、「本は想像力を働かせ、自分以外の誰かを疑似体験し、誰かの人生を歩むこと」と話し、芝居についても「誰かになりきる」と語っています。

幼少期から本や芝居の中で、大人になったり、歴史上の人物になったり、様々な人間を体験をしているから精神的に大人になったんじゃないでしょうか。

つまり、愛菜ちゃんはもうすでに何回も違う人生を歩んできたんじゃないかと思います。

本書に何度も出てくる「自分とは違う考え方がある」というのは、大人でも分かっていない人のほうが多いはず。

おじさん
おじさん
「怒る」のは、他人の考え方を認めない場合が多いですからね

一方、本をほとんど読んでこなかった僕は、40年以上生きてきたけど1回だけの人生です

上から目線で「愛菜ちゃん」と呼んでいるけれど「愛菜さん」ですな。

僕も今日から想像力を働かせて、本を読もうと決意しました。

まとめ

いつの間にか大きくなった天才子役の頭の中を覗かせてもらい、すごく勉強になりました。

ところで、本書が発売されたのは夏休み前でした。

本書で紹介された本を我が子に買い与え、夏休み中に読ませようとするのは間違っています。

愛菜ちゃんも書いているように、人それぞれ感じ方が違うので、好きな本を選ばせるのが正解ですね!