【自分の体型と理想の体型を知る】「パーソナルジム行こうかなと思ったらまず読む本」をKindleで読んでみた

前回は、Kindle Unlimited「パーソナルジム行こうかなと思ったらまず読む本」を読んで分かった、基礎代謝を計算する方法を紹介しました。
今回は、本書を読んで分かった、自分の現在の体型の確認です。
そして現在の体型から理想の目指す体型になるには、どれくらいのトレーニングをしたら良いのかを確かめます。


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本書「パーソナルジム行こうかなと思ったらまず読む本」は月額980円で読み放題のKindle Unlimitedに登録されています。
初めて利用する方は、30日無料で利用できます。
「パーソナルジム行こうかなと思ったらまず読む本」の概要
本書の著者は、「Fitness Garage exe」代表兼チーフパーソナルトレーナーの倉科 賢さん。
倉科さんは正しいパーソナルジムを守るため、本書を書いたと言います。
とくに衝撃的なのは、某有名ジムを含むパーソナルジムの広告手法の暴露です。
本書を読むと、パーソナルトレーニングを受講し終えた後にリバウンドしやすい理由が分かります。
他社の広告の裏側を暴露するような本ですと、倉科さんのジムの広告目的だと思われる方もいるでしょう。
しかし、倉科さんも語っているように「Fitness Garage exe」は一店舗しかないので、Kindleで広告しても集客効果はほとんどありません。
書いてある内容は、これからパーソナルジムに通おうとする方に非常に有益な情報が詰まっています。
BMIで自分の体型を知る

自分の体型を知っておくと、パーソナルジムに通う前に自分が何を目指してトレーニングすればよいのか見えてきます。

BMIの計算
まずはBMI(Body Mass Index)の計算をします。
BMIとは、身長・体重から肥満度をみる指標です。
下の項目に数値を入れると自動で計算してくれます。


BMIの標準値は22(日本肥満学会:肥満判定基準より)とされ、BMIを元にした肥満の判定基準は次のとおりです。
日本肥満学会の基準 | |
BMI | 判定 |
18.5未満 | 低体重(痩せ型) |
18.5〜25未満 | 普通体重 |
25〜30未満 | 肥満(1度) |
30〜35未満 | 肥満(2度) |
35〜40未満 | 肥満(3度) |
40以上 | 肥満(4度) |
現在の体型と目指す体型を知る
BMIの欠点は、算定に身長と体重しか用いないこと。
そのため、たとえば身長170cmで80kgだと、肥満体型でも筋肉質でもBMIは27.7で肥満と判定されてしまいます。

そこで本書「パーソナルジム行こうかなと思ったらまず読む本」では、体脂肪も加味した体型分類表で、自分の体型を認識する方法を紹介しています。
体型分類表
女性用の体型分類表は次のようになります。

たとえば、BMI22で体脂肪率22%の女性は「筋肉型」だと分かります。
男性用の体型分類表は次のようになります。女性用と違うのは、体脂肪率の数値だけです。

縦軸がBMI、横軸が体脂肪率です。自分がどのゾーンに入っているか確認してみてください。


目指す体型
自分の現在の体型が分かったら、次は、目標とする体型を決めます。

僕の場合だと、筋肉を増やして筋肉型か、筋肉量はそのままで体脂肪を落としてスリムを目指すイメージですね。

筋肉量を維持したダイエット

食事を抜くような過激なダイエットをすると、筋肉まで減らしてしまうことがあります。(上の画像の青の点線が筋肉量を維持した減量のライン)。
たとえば現在80kg・体脂肪率20%の人の除脂肪体重(体脂肪以外の体重)は64kgです。
体脂肪だけを燃やせば、除脂肪体重は64kgはキープできますよね。

この人の体脂肪率が15%になったとき、体重は75.3kgです(注:体脂肪率は日によって誤差が出ます)。

もし、ダイエットで除脂肪体重が減ったときは、筋肉の減少を意味します。
なぜなら除脂肪体重には筋肉・骨・内臓が含まれますが、内臓と骨の重量は変化しにくいからです。
筋肉量は基礎代謝に大きく関わり、筋肉1kgあれば年間2.5kgの体脂肪を燃やしてくれます。
言い換えると、筋肉が1kg減ると1年で2.5kg太る体になってしまったということです。


筋肉量を維持する減量の目安の計算は、下の項目に数値を入れると自動で計算できます。
自分の目標とする体脂肪率を入れて確認してみてください。
目指す体型への期間の目安

目指す体型が決まったら、どれくらいの期間でその体型にするのかを考えます。
本書によると、体脂肪は1日に100~150g落とすのが限界とのこと。
つまり1ヶ月間で3~4kgの減量が上限になります。
この上限を超えると、脂肪の代わりに筋肉が落ちやすくなります。
一時的に減量できても、すぐにリバウンドしてしまう体になるということです。
カウンセリングでダイエット計画を相談して、パーソナルトレーニングを受ける期間を決めるのが良いでしょう。


おすすめのパーソナルジム
ネットの広告に表示されているビフォー・アフター事例から、筋肉量を意識したトレーニングを実施しているサイトを探しました。
本書を含め、Kindle本を複数執筆する倉科さんの経営するジムです。
体重よりも、かっこいい・きれいな体型を重要視。
視覚機能トレーニング「アイトレ」もあります。
公式サイトのビフォー・アフター事例から、リバウンドの少ない筋肉量を意識したトレーニングをしていることが分かります。
また、価格も2ヶ月144,000円~(税別)とリーズナブル。
BEYONDのビフォー・アフター事例からも体脂肪だけを落とそうとする意気込みが伝わってきます。
価格は2ヶ月160,000円(税別)ですが、全20回のトレーニングなので週2~3回通えます。
まとめ
今回は、Kindle Unlimitedの「パーソナルジム行こうかなと思ったらまず読む本」を読んで分かった、自分の体型を知る方法、筋肉量を減らさず理想の体型を目指す方法を紹介しました。
ダイエットは、どうしても体重に目が行きがちですが、筋肉量(除脂肪体重)を維持しながら、いかに体脂肪を減らすかが重要です。
一時的に痩せるのではなく、リバウンドしないモテボディを目ざしましょう!
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