「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」(三戸政和)をAudioBookで聴いてみた!

2019年8月16日

本書は主にサラリーマン向けに、300万円で中小企業を買収し、リスクの少ない起業を推奨しています。

手法は簡単で、後継者のいない黒字企業を買収し業務改善を図り、黒字額を増やすというもの。

1台の車よりも安い価格で企業を買収して本当にうまく行くのか、興味津々で聴きました!

少年
少年
そんなオイシイ話が本当にあるの?

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の要約

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の著者は「日本創生投資」社長の三戸政和さん。同社は中小企業再生・事業承継に関する投資を主事業にしています。

本書では、三戸さん自身の企業買収の経験と知識を基に、後継者不足に悩む中小企業の買収について紹介されています。

中小企業買収とは?

本書の例で紹介されているのは、TTNコーポレーションという畳の張替えサービスの会社です。

中小企業と言うよりも「家族経営の個人商店」を買収し、20年後には従業員450人、売上高65億円に成長させています。

個人宅の畳需要は減る一方ですが、TTNコーポレーションは、居酒屋やファミリーレストランなどの業者をターゲットにし成功したそうです。

もともとの買収額は書かれていませんが、とんでもない倍率の回収率でしょう。

こんな話を聞けば夢は広がりますね!

このように、本書で買収の対象としているのは、後継者に悩む小さな企業です。

実際に「300万 会社 案件」のように検索してみると、多数の案件が見つかります。

おじさん
おじさん
300万円以下も珍しくないです

買収は起業に比べてリスクが低い

本書によるとゼロから起業した場合、10年後に存続している可能性は23%ということなので、4社に1社しか生き残れません。

一方、本書で買収の対象としているのは、創業から10年以上の黒字企業です。

10年以上継続している会社で、しかも黒字の会社を買収するのですから、倒産のリスクはかなり軽減できます。

さらに家族経営やワンマン経営の会社は非効率な部分が多いので、業務改善で大きく利益を伸ばす可能性があると、本書は解説しています。

3つの疑問

ここまで読んだ方は、次のような疑問を持つのではないでしょうか。

  • 本当に価値のある会社が売りに出るのか?
  • 優良企業なら高額になるのでは?
  • 未来のない会社がほとんどでは?

この疑問の答えについては、本書を聴いていただくと解消します。

最後の「会社の未来」については、上で紹介した「畳の張替え業」が好例です。

今まで通り個人宅をメインに営業していても未来は無さそうです。

逆に、居酒屋などのような顧客ニーズを掴んでいる人が経営すれば大きく成長することもあるでしょう。

つまり、具体的に改善する道筋が見えていると、買収が成功する可能性はグッとあがります!

少年
少年
「将来のビジョン」ってやつですね

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の抜粋

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」を聴いて、

印象に残った文章を抜粋しました。

オーナー社長であれば、役員報酬(労働の対価)に加えて、保有株式の配当(資産が生み出す収入)と、その下部自体の資産価値が自分に帰属し、巨額の資産形成が可能になります。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」より

つまり、リスクを取れるかどうかです。実際に行動を起こせるか否かです。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」より

黒字の優良中小企業の経営者の多くが高齢化し、後継者を探している今こそ、普通の感覚を持った人でも「あちら側の人間」を目指すことができるようになるのです。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」より

それでも大多数の人が失敗します。それが起業です。独立して数年やって、再度サラリーマンに戻っていく人はたくさんいます。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」より

きっかけは、あるファミリーレストラン社長の「夜中にできへんの?」というぼやき。
ファミリーレストランは、深夜に営業を終え、朝11時に営業を始めますが、「その間に畳の張替えをしてほしい」というニーズがあったのです。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」より

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」をどう活かす?

本書は、サラリーマン向けの投資案件を紹介し、リスクが少なくて夢のある内容になっています。

注意が必要なのは、「コンビニオーナー」や「サラリーマン大家」などの案件と同様、うまくいく人もいれば、失敗する人もいることです。

僕の知り合いでも、脱サラして居抜き物件で喫茶店を始めた人がいます。

大きな幹線道路に面していて、始める前は抜群の立地条件だと思ったそうです。

実際に営業を開始すると、幹線道路は車のスピードが出るため、小さな喫茶店に入るためにわざわざ立ち寄ってくれることが少ないんですね。

しかも、前オーナーがコーヒーチケットを大量に売りさばいていて、開業後しばらくの間は無料でコーヒーを提供するはめになりました。

もし、喫茶店に詳しい人だったら、こんな物件に手を出すことは無かったかも知れません。

少年
少年
知ったかぶりをせず、専門家や詳しい人に訊く勇気と素直さが必要ですね

もちろん本書に書かれているような成功事例はありますが、それと同じくらい失敗事例もあるはずです。

失敗を恐れてばかりで行動しないのは駄目ですが、同じように他人の言うことを全て鵜呑みにしてしまうのも危険です。

おじさん
おじさん
良いことばかり考えず、最悪も想定してGoか否かきめないといけませんね

でも、こういう投資方法もあることを知るという面で、本書は非常に面白いと思います!

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」のデータ

「サラリーマンは300万円で

小さな会社を買いなさい」

出版日 2012/12/15
著者 三戸政和
ナレーター 和村康市
出版社 講談社
再生時間  05:52:30
図表 5 枚
チャプター数 17
紙書籍価格 新書版907円
AudioBook 価格 1,296円

まとめ

300万円で変える会社があるのか?という疑問から始まり、興味深く聴くことができました。

個人経営で跡継ぎのいない会社は思った以上に多いという実情を知り、勉強になりました。

飲食業しか知識のない僕が会社を買うことは無さそうです。

でも、ある業種について知識豊富な人にとっては、会社の買収は夢のある選択肢だと思います!

AudioBookはこんな人に向いています

自動車によく乗る人
自転車通学をしている人
通勤時間が長い人
運動するのが好きな人
家事をする時間が長い人
本を読むのが苦手な人